ワークショップ

プログラム

1) 開会ご挨拶(14:00~14:10)

2) 基調講演(14:10~15:10)

「最先端有機合成反応に基づく新規π電子系分子の創出」

理学研究科化専攻有機室 教授 依光 英樹 先生

(要旨)テトラチアフルバレン(TTF)やポルフィリンといったπ電子系母核を最先端有機合成反応により周辺修飾することで、新しい機能性π電子系分子を創出した。
本講演では、1)TTFのCH結合直接アリール化に基づく酸化還元電位チューニング、2)ジアリールホウ素、ジアリールアミン、あるいはジアリールメタンが縮環したポルフィリンの合成とその光物性について紹介し、合成した分子のPorous Coordination Polymer(PCP/MOF)や光線力学療法などへの応用可能性についても言及する。

3) 若手研究者による講演(15:30~17:00)

「リビングラジカル重合による機能性高分子の精密合成」

工学研究科高分子化専攻生成論 分野 助教 寺島 祟矢 先生

(要旨)本講演では、リビングラジカル重合を用いた機能性高分子の精密合成について述べるとともに、一次構造の精密制御によって実現する自己組織化や物性の制御、機能の発現に関して、最近の研究成果を紹介する。

「X線吸引分光で観る均一系触媒反応」

化学研究所附属元素科国際センター 化学研究所附属元素科国際センター 准教授 高谷 光 先生

(要旨)X線吸収分光法は試料の状態(気体、液体、固体)や対象元素を選ばず、溶液NMRでは分析の困難な常磁性錯体にも適応が可能な優れた分析手法である。
最近、我々のグループは、XAS測定と量子計算化学を組み合わせによって溶液中の錯体分子の構造を精密に決定できることを明らかにし、様々な錯体触媒反応の機構解析に成功したので、これらの分析手法の背景から詳細について発表する。

「樹脂の屈折率制御のための分子フィラーとなる元素ブロックの設計開発」

工学研究科高分子化学専攻重合化学分野 准教授 田中 一生 先生

(要旨)無機元素で構成される機能団を元素ブロックと呼ぶ。ここで、樹脂材料の屈折率制御はますます産業的ニーズが高まっている。本講演では、高分子フィルムの屈折率を変化させるためのフィラー(添加剤)開発について説明する。特に、低屈折率化と耐久性、高屈折率化とアッベ数という相反関係を両立できる分子フィラーとなる元素ブロックの設計指針と最近の結果について述べる。

4) 情報交換会

※参加申込は、添付ファイルに必要事項ご記入の上、11月11日(金)までにメール(jitsumu@kyoto-commons.jp )、FAX (075-601-8633)又はホームページ( http://www.kyotocommons.
jp/ )よりお申し込みください。